蚊よりも厄介!!オーストラリアの害虫ミジー
先日、マングローブ林にいたところ、気づいたら身体のあちこちに黒いゴマのようなものがついてる。
あれ、よく見ると虫?と思って殺すも時すでに遅し。
手足のあちこちをミジーに刺されてしまいました...。
本当ーーーにかゆいミジーというこの虫。刺されるまで存在を知りませんでした。
ミジー(midge)とは?
日本では聞き慣れないこの名前の虫。
吸血性の極小の虫のことで、強力な蚊のような虫。
大きさは1〜2ミリほど。身体にとまっていると虫と気づかないほど小さい。
そして刺された直後はそんなに痒くなく、赤い小さな斑点がついただけ。
けれど半日ほど経ってから強烈なかゆみが!!
あまりのかゆさに寝ている間に何度も目を覚ますほど。
痛がゆいと言った方がいいのかな?とにかくかゆいんです...。
地元の人に聞いたところ、ミジーは刺されてもそんなにかゆくならない人もいるそう。
人によって抗体を持っているんだそうです。とは言っても、日本にはいない虫なので多くの日本人は強烈なかゆみに襲われるんだとか。
どこに生息してるの?
オーストラリアだけでなく、アジア、アフリカ、中南米の熱帯にも生息しているみたいです。
特に夕方や明け方の、川や湖などの水辺や、湿度の高い日、風の弱い日などが刺されやすいようです。
こういった場所に出かけるときには、できるだけ肌の露出をしない。
もし身体中刺されてしまった場合は、病院に行きましょう!
1ヶ月経ってもかゆみがぶり返してくることもあるようです。
蚊のように飛んでいるのが目に見えたり、音がすると刺される前に対応できますが
飛んでいることも気づかないくらい小さいミジー。
肌の露出を控えたり、虫よけスプレーで対策するしかないですね。
水辺のあたりや山に行かれるときは気をつけてください!
神秘的!バイロンベイで天然アロマが染み込んだ湖「ティーツリーレイク」
アロマ好きな方であれば一度は嗅いだことがあるであろう、有名な「ティーツリー」
ティーツリーの効能についてまとめた記事はこちら
オーストラリアの万能ティーツリーオイルの使い方と効能 - オーストラリアナチュラルライフ
原産はオーストラリア、バイロンベイ近辺。
このティーツリーレイクがあるのは小さな街、レノックスヘッド。
ティーツリーの木が数千本も自生しており、その成分が湖に流れ込み紅茶のようなブラウン色になっている湖があります。
湖に浸かることで、ティーツリーのオイルの効能も同時に楽しむことができます。
ティーツリーはオーストラリアの原住民アボリジニも昔から万能薬として使用されてきた植物で、アボリジニの人達にとって、とても神聖な場所です。
行ってみた感想
ただただ綺麗!オーストラリアに行く目的のひとつでもあった場所なのでとても感動しました。
キラキラ輝いていて、湖の色がグラデーションになってどんどん色が変わります。
海ではないので波も無く、とても穏やか。SUPを楽しんでいるオージーの親子もいました。
殺菌・抗菌・抗炎症効果が高いティーツリー。ここを訪れたとき、私の身体は全身がひどい虫さされだったんですが、そのかゆみが落ち着いたのでビックリ。
肌がスベスベになるという口コミも多くありましたが、個人的には感じませんでした...。
キラキラ輝く水の色と周りの空気がとても綺麗で本当に癒され、心も身体もスッキリできる、そんな場所でした。
バイロンベイを訪れる際には、是非足を運んで欲しい場所。ただし車が必須です!
すぐ隣にLennox Headというサーファーに有名なビーチがあります。海も湖も両方楽しむことができますよ。
アクセス
Lake Ainsworth(エインズワース湖)
住所:Lennox Head NSW 2478
バイロンベイから車で約30分
ゴールドコーストから車で約90分
入場料:無料 駐車場:あり
ケアンズに引っ越しました。
あの有名な「グレートバリアリーフ」の玄関口になっているケアンズ。世界遺産の海と熱帯雨林、雄大な自然たちに囲まれている街。今回はケアンズとはどのような街なのか、住んでみて感じた、正直な感想をご紹介いたします!
こじんまりとした田舎街。
自然に囲まれた大きな街を勝手に想像していましたが、来てビックリ。小さい!!!街自体は1日もあれば観光できるような小さな街です。
電車は走っておらず、公共交通機関はバスのみ。スーパーマーケットや薬局、病院など生活に必要なお店は徒歩か自転車でほぼ余裕。
そして夕方にはほとんどのお店が閉まってしまい、空いているお店はナイトマーケットくらい。遊びに行ける場所はハッキリ言ってかなり少ないです。最初は物足りなく感じましたが、このこじんまり感が私は好きです。
冬でも暖かい。
冬の時期にさしかかってるオーストラリアですが、ケアンズは1年を通して暖かいです。昼間は半袖でOK。夜は少し肌寒くなりますが、パーカーなどの羽織り1枚あれば問題なし。真冬でも最低気温は16℃ほど。
オーストラリアの都市部に住む人達の冬のバカンス先はケアンズ、なんていうことも多いです。
寒さが苦手な私にとって、ケアンズは天国です。
日本人が多い。
留学先としても人気のケアンズは、語学学校もクラスの半分以上は日本人だと聞きました。
ケアンズは日本人に人気の観光地なので、観光で来ている日本人の方も本当に多く、スーパーマーケットでお買い物をしていても日本語があちこちで聞こえてきます。
観光客が多いということはホテルやツアーガイド、お土産屋さんなど仕事も多いわけで、日本人の永住者の方がとても多い印象です。
他の都市部と比べて、中国人や韓国人などアジア系の方達は少ないと思います。
家賃が安い
シェアハウスに住んでいますが、シェアハウスの相場が本当に安い。
私は今1人部屋のオウンルームで週90ドルのお家に住んでいます。
以前はゴールドコーストに住んでいましたが、ゴールドコーストでオウンルームに住もうと思うと、安くても週140ドルくらいはかかります。シドニーやメルボルン、ブリスベンなどの街はもっと高いです。
ワーキングホリデーで来ている私にとっては本当にありがたい。
海で海水浴ができない
これも驚いたことのひとつなのですが、ケアンズの街中の海は海水浴が禁止されています。クロコダイルが出るからだそうです。
そして街中の海はお世辞にもキレイとは言えません。
代わりに人工の海水プールがあり、地元の人の憩いの場になっています。いつ行ってもたくさんの人がいます。
来たばかりの頃は、海が綺麗でないことにショックを受けたのですが、船に乗ってグレートバリアリーフの方に行くと
こんなにキレイな海が広がっています。
もちろん車があれば、車で20〜30分圏内にはキレイなビーチがたくさん。
そして山もある。
ボタニックガーデンという公園の裏手がハイキングコースになっていて、手軽に登れるコースから上級者向けのコースまで全部で4つあります。
そして夜は本当〜に星が綺麗です。天の川はもちろん、日本では石垣島以外で見ることができない南十字星という星も見えますよ。
ゴールドコーストも大好きだったけれど、自分には少し華やか過ぎというか、賑やか過ぎる街でした。
こじんまりとして、少し足を伸ばせば本当に綺麗な自然が広がっていて、気さくな人が多いケアンズ。
観光業をしている人が多いので、旅行者にもとても優しい。
まだケアンズに住みはじめたばかりですが、他の都市にはない独特な魅力があるなぁと感じます。
ぜひ一度は遊びに来てくださいね。
オーストラリアのオーガニック事情。日本のオーガニックとの違い
スーパーマーケットやカフェ、薬局のコスメなどでもよく目にするようになったオーガニック商品。
オーガニックって体に良さそうっていうイメージはあるものの、オーガニックって何?と聞かれて説明が難しいですよね。
オーガニックって何?
一言でいうと、農薬や化学肥料に頼らず自然の恵みを生かした栽培法や加工方法のこと。
ということは、オーガニックって表示のあるものであれば、「無農薬で作られた安心な物なんだ!」と思いますよね。
けれど、日本のオーガニック基準とオーストラリアのオーガニック基準って、全然違うのです。
日本でオーガニック商品の有名な認定機関がJASマーク。
引用:農林水産省公式サイト
http://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/yuuki.html%20%20
・化学的に合成された肥料および農薬の使用を避ける。
・遺伝子組換え技術を利用しない。
・植付け前の2年以上の間、有機肥料での土づくりを行った田畑で生産されたもの。
といった農林水産省が定めた基準を満たすと「オーガニック」や「有機栽培」と表示ができます。
けれど実際は...JASが認定した31種類の農薬の使用は認められています。
なので実際は農薬を使っているのに表示はオーガニック。ということもできてしまう。
そして特に注意したいコスメや化粧品類。
パラベンなどの化学成分を何種類使っていても、
たった1種類のオーガニックの植物原料が入っていれば商品の表示はオーガニック。
なので実際オーガニックという表示があっても、作っている会社によって本当にオーガニックであるのかは分からなかったり、自分で使用原料を見ないと確かめられなかったり、バラバラです。
本当に安心して使えるものなのか?少し不安になってしまいます。
オーストラリアにも、日本の有機JASのような認定機関がいくつか存在していて、代表するものがACO。
ACO(Australian Certified Organic)とは、
2001年に発足したオーストラリア最大のオーガニック認定機関です。
(1)化学肥料を使わない
(2)農薬を使っていない
(3)肥料に関しては、有機肥料のみ認められる
(4)栽培による環境破壊をしていない
(5)農場は最低3年以上農薬を使っていない
(6)年一回の抜き打ち検査とレポート提出
など非常に厳しい基準を設けています。
この認証は元が食品向けの基準のため、口に入っても安全なレベルが求められます。
なので、コスメや化粧品類も同じ基準。
こうやって比較してみるとやっぱりオーストラリアの方がオーガニックのレベルは高いのだなと実感します。
試してみて良かったものをこれからもどんどん紹介していきますね。
ゴールドコーストの穴場観光スポット?ペリカン餌付けと美味しいフィッシュ&チップスを楽しもう!
ゴールドコーストのLabradoll/ラブラドール というエリアに、ある意味衝撃?の穴場スポットがあります。
見てください、このペリカンの大群...。この大群が自由に歩き回ったり
海で泳いだり...。
このペリカン達を見に、毎日多くの人がここを訪れています。
その人気の理由は、お魚屋さんが毎日13:30から行なっている、このペリカン達への餌付け!!
CHARIS SEAFOOS/チャリス・シーフード
CHARIS SEAFOODS
住所:371 Marine Parade Harley Park, Labrador, Gold Coast QLD Australia
URL:Charis Seafoods Gold Coast Fresh Seafood | Gold Coast Seafood and Brisbane Seafood
ここは、ゴールドコーストでとても有名なフィッシュマーケットとフィッシュ&チップスのお店。
駐車場は店の目の前にあまり多くないですがあります。サーファーズパラダイスから、トラムとバスを乗り継いでも行くことができますよ。
色々なお店が出店しているマーケットでは無く、1つのお店のみです。いつも混雑しており、特に13:30の餌付けタイム前後は更に混雑しています。
こんな感じで新鮮な魚介類がずらっと。
魚やカニ、エビ、イカ、タコ、貝類などが並んでいました。お刺身として食べられるものも多いみたいです。
そんなお魚を使ったフィッシュ&チップスが美味しいと有名です。
フィッシュ&チップスとカラマリのキッズセット。キッズでも女性には充分の量。
中に座れる座席は無く、外の公園で食べる形になります。テーブルはたくさんありますよ。
アイビスやたくさんの鳥達がおこぼれを狙ってくるので気をつけてください。
そして13:30になると、お店の中から大きなバケツを持ったお兄さんがやってきます。
すると、待ってましたとばかりにペリカンの大群が。
そのあとはエサをゲットしようとするペリカン達によって、もう戦場のよう...。
ペリカンの口ってこんな風になるんですね...
特に囲いがある訳では無いので、かなり至近距離で楽しめる分、特にお子さんがいる場合は本当に気をつけてください。
くちばしで突かれている人を何人か見ました。
エサを狙ってる時は見境いなく突っ込んで来ますので...。
少し距離を置いて眺めるのが一番いいかと思いますよ!
ちなみに海も自由に泳ぐことができますが本当にたくさんのペリカン達がいます。
海沿いは一直線に遊歩道になっているのでただのんびり歩くだけでも楽しめる素敵な雰囲気です。ぜひ行ってみてくださいね。
オーストラリアのナプキン事情。海外のナプキンが合わない人へ
海外生活をしていて、女性の方はどうしても直面する生理用品問題。海外の生理用品が合わないという方や、日本から大量に持ってきている、という方も多いのではないでしょうか?
オーストラリアの生理用品はそんなに種類自体は多くないのですが、ナプキンではなくタンポン派が多いみたいで、タンポンがたくさん売られています。
そんななかで、スーパーマーケットのオリジナルブランドなどで日本と比べ物にならないくらい安い値段のナプキンも売られています。
私も学生の頃から本当〜に生理痛がひどかったのですが数年前、コットンだけのナプキンに変えたらびっくりするくらい生理痛が軽減しました。
それだけ普通のナプキンに含まれている化学物質の影響をうけてたんだ〜と実感。
生理用品の原料って?
生理用ナプキンの原料は、石油系素材や不織布。
それに経血を吸収するための高分子吸収剤やポリマー、経血の香りをごまかす香料など、多くの化学製品が含まれています。
これらはなんと、性器から体内に吸収されてしまうのです。経皮吸収といって、その吸収率は腕の内側と比べてなんと42倍。性器は身体の中で一番、経皮吸収されやすい場所なんです。それを直接粘膜の中に入れてしまうタンポン...
2018年にカナダで16歳の女の子がタンポンを長時間使用したことによる黄色ブドウ球菌によるトキシックショック症候群という感染症で亡くなっています。
2012年にはローレン・ワッサーというモデルが同じ感染症にかかり足を切断してしまう悲劇も起きています。
タンポンに使用されている合成繊維が、黄色ブドウ球菌などの細菌の培養地となり、
細菌が繁殖しやすい環境を生み出したのです。
もちろんこれはかなりまれな例ですが、タンポンを使うのはどうしても、というときだけの方がいいかも。
ケミカルナプキンやタンポンは生理痛をはじめ、様々な婦人病にもつながってしまう怖いもの。
だからこそ身体にやさしいものを使いたいですよね。
今日は、オーストラリアのスーパーマーケットで購入できる、身体にやさしい紙ナプキンについてご紹介します。
TOM ORGANIC
羽根つきレギュラー 10枚入り定価 6ドル
私が愛用しているのは、緑の箱のナプキンです。青色は夜用、オレンジ色はおりものシート。
箱の中にプラスチックの袋、そしてそれぞれ個包装されています。薄くて着け心地抜群です。
薄いので吸水性が気になると思いますが、しっかり吸水してくれて今のところ漏れたことはありません。
ケミカルフリー、オーガニックコットン100%、農薬不使用、香料不使用、漂白剤不使用。
オーストラリアの厳しいオーガニック認定機関ACOを取得しています。
パッケージも環境に配慮して作られていて、リサイクルできるものを、インクは大豆系インクが使われているそうです。
値段はもちろん高めではあるけれど、定期的にセールになっていて、4ドルくらいで買えることもあるので、その時にまとめ買いしています。
仕事柄、行きたい時にトイレに行けないから紙ナプキンを使っているけれどいずれ布ナプキンにもいずれ挑戦したいな〜と思ってます。
布ナプキンを使われている方ぜひ色々教えてください。
オーストラリアでナチュラル商品を探すなら!GO VITAがおススメ!
GO VITA/ゴヴィータは、オーストラリア最大のオーガニックやナチュラル製品の品揃えが豊富なお店です。
大体、街の大きめなショッピングセンターには入っています。
大好きすぎて、毎回1時間くらいは平気でお店に滞在してしまいます。
店内にはサプリメントをはじめ、スキンケア用品や歯磨き粉などの日用品、食品やスパイス、環境に優しいエコ商品まで幅広く。
お店によっては野菜や卵など生鮮食品を扱っているところも。
おやつもついついここで買ってしまいます。
一般的にオーガニックとは化学的に合成された肥料や農薬を使用せず、また遺伝子組み換え技術を使っていない物質を使用した商品です。
この「オーガニックの基準」って本当に難しくて、また別に記事を書きたいと思っているのですが、
日本とオーストラリアのオーガニックの基準はにはけっこう違いがあって、オーストラリアのオーガニックの基準の方が遥かに厳しいのです!
お店には資格を持ったスタッフがおり、症状に合わせてサプリメントを紹介してくれたり、食生活のアドバイスをしてくれたりするスゴイお店なのです。
ぜひ一度足を運んでみてくださいね。