オーストラリアのナプキン事情。海外のナプキンが合わない人へ
海外生活をしていて、女性の方はどうしても直面する生理用品問題。海外の生理用品が合わないという方や、日本から大量に持ってきている、という方も多いのではないでしょうか?
オーストラリアの生理用品はそんなに種類自体は多くないのですが、ナプキンではなくタンポン派が多いみたいで、タンポンがたくさん売られています。
そんななかで、スーパーマーケットのオリジナルブランドなどで日本と比べ物にならないくらい安い値段のナプキンも売られています。
私も学生の頃から本当〜に生理痛がひどかったのですが数年前、コットンだけのナプキンに変えたらびっくりするくらい生理痛が軽減しました。
それだけ普通のナプキンに含まれている化学物質の影響をうけてたんだ〜と実感。
生理用品の原料って?
生理用ナプキンの原料は、石油系素材や不織布。
それに経血を吸収するための高分子吸収剤やポリマー、経血の香りをごまかす香料など、多くの化学製品が含まれています。
これらはなんと、性器から体内に吸収されてしまうのです。経皮吸収といって、その吸収率は腕の内側と比べてなんと42倍。性器は身体の中で一番、経皮吸収されやすい場所なんです。それを直接粘膜の中に入れてしまうタンポン...
2018年にカナダで16歳の女の子がタンポンを長時間使用したことによる黄色ブドウ球菌によるトキシックショック症候群という感染症で亡くなっています。
2012年にはローレン・ワッサーというモデルが同じ感染症にかかり足を切断してしまう悲劇も起きています。
タンポンに使用されている合成繊維が、黄色ブドウ球菌などの細菌の培養地となり、
細菌が繁殖しやすい環境を生み出したのです。
もちろんこれはかなりまれな例ですが、タンポンを使うのはどうしても、というときだけの方がいいかも。
ケミカルナプキンやタンポンは生理痛をはじめ、様々な婦人病にもつながってしまう怖いもの。
だからこそ身体にやさしいものを使いたいですよね。
今日は、オーストラリアのスーパーマーケットで購入できる、身体にやさしい紙ナプキンについてご紹介します。
TOM ORGANIC
羽根つきレギュラー 10枚入り定価 6ドル
私が愛用しているのは、緑の箱のナプキンです。青色は夜用、オレンジ色はおりものシート。
箱の中にプラスチックの袋、そしてそれぞれ個包装されています。薄くて着け心地抜群です。
薄いので吸水性が気になると思いますが、しっかり吸水してくれて今のところ漏れたことはありません。
ケミカルフリー、オーガニックコットン100%、農薬不使用、香料不使用、漂白剤不使用。
オーストラリアの厳しいオーガニック認定機関ACOを取得しています。
パッケージも環境に配慮して作られていて、リサイクルできるものを、インクは大豆系インクが使われているそうです。
値段はもちろん高めではあるけれど、定期的にセールになっていて、4ドルくらいで買えることもあるので、その時にまとめ買いしています。
仕事柄、行きたい時にトイレに行けないから紙ナプキンを使っているけれどいずれ布ナプキンにもいずれ挑戦したいな〜と思ってます。
布ナプキンを使われている方ぜひ色々教えてください。