ケアンズに引っ越しました。
あの有名な「グレートバリアリーフ」の玄関口になっているケアンズ。世界遺産の海と熱帯雨林、雄大な自然たちに囲まれている街。今回はケアンズとはどのような街なのか、住んでみて感じた、正直な感想をご紹介いたします!
こじんまりとした田舎街。
自然に囲まれた大きな街を勝手に想像していましたが、来てビックリ。小さい!!!街自体は1日もあれば観光できるような小さな街です。
電車は走っておらず、公共交通機関はバスのみ。スーパーマーケットや薬局、病院など生活に必要なお店は徒歩か自転車でほぼ余裕。
そして夕方にはほとんどのお店が閉まってしまい、空いているお店はナイトマーケットくらい。遊びに行ける場所はハッキリ言ってかなり少ないです。最初は物足りなく感じましたが、このこじんまり感が私は好きです。
冬でも暖かい。
冬の時期にさしかかってるオーストラリアですが、ケアンズは1年を通して暖かいです。昼間は半袖でOK。夜は少し肌寒くなりますが、パーカーなどの羽織り1枚あれば問題なし。真冬でも最低気温は16℃ほど。
オーストラリアの都市部に住む人達の冬のバカンス先はケアンズ、なんていうことも多いです。
寒さが苦手な私にとって、ケアンズは天国です。
日本人が多い。
留学先としても人気のケアンズは、語学学校もクラスの半分以上は日本人だと聞きました。
ケアンズは日本人に人気の観光地なので、観光で来ている日本人の方も本当に多く、スーパーマーケットでお買い物をしていても日本語があちこちで聞こえてきます。
観光客が多いということはホテルやツアーガイド、お土産屋さんなど仕事も多いわけで、日本人の永住者の方がとても多い印象です。
他の都市部と比べて、中国人や韓国人などアジア系の方達は少ないと思います。
家賃が安い
シェアハウスに住んでいますが、シェアハウスの相場が本当に安い。
私は今1人部屋のオウンルームで週90ドルのお家に住んでいます。
以前はゴールドコーストに住んでいましたが、ゴールドコーストでオウンルームに住もうと思うと、安くても週140ドルくらいはかかります。シドニーやメルボルン、ブリスベンなどの街はもっと高いです。
ワーキングホリデーで来ている私にとっては本当にありがたい。
海で海水浴ができない
これも驚いたことのひとつなのですが、ケアンズの街中の海は海水浴が禁止されています。クロコダイルが出るからだそうです。
そして街中の海はお世辞にもキレイとは言えません。
代わりに人工の海水プールがあり、地元の人の憩いの場になっています。いつ行ってもたくさんの人がいます。
来たばかりの頃は、海が綺麗でないことにショックを受けたのですが、船に乗ってグレートバリアリーフの方に行くと
こんなにキレイな海が広がっています。
もちろん車があれば、車で20〜30分圏内にはキレイなビーチがたくさん。
そして山もある。
ボタニックガーデンという公園の裏手がハイキングコースになっていて、手軽に登れるコースから上級者向けのコースまで全部で4つあります。
そして夜は本当〜に星が綺麗です。天の川はもちろん、日本では石垣島以外で見ることができない南十字星という星も見えますよ。
ゴールドコーストも大好きだったけれど、自分には少し華やか過ぎというか、賑やか過ぎる街でした。
こじんまりとして、少し足を伸ばせば本当に綺麗な自然が広がっていて、気さくな人が多いケアンズ。
観光業をしている人が多いので、旅行者にもとても優しい。
まだケアンズに住みはじめたばかりですが、他の都市にはない独特な魅力があるなぁと感じます。
ぜひ一度は遊びに来てくださいね。